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小雲取越・大雲取越(旅日記 9日目)

朝、古道を歩く人のために開放してくれている中華料理屋の外にある蛇口で
ありがたく水を補給させていただき、公衆トイレで歯磨き等をすませ、
たしか6時すぎくらいに小雲取越スタート。

今日の予定は小雲取越だけではなく、大雲取越も一気に行ってしまい、
那智大社の一歩手前でテントを張って、
明日の早朝に那智大社と那智大滝を参拝するという計画だ。


大衆の参詣道として隆盛を極めた中辺路の小雲取は
これまで歩いてきた修験道の行場として栄えた大峯奥駈道とは雰囲気が違い、
ところどころにある茶屋の跡などは石垣を組んで整地した跡が今でもしっかり残っていて、
往時の状況を想像しながら古道の雰囲気を楽しみながら歩いた。

松畑茶屋跡
松畑茶屋跡

小雲取越
木漏れ日の中を歩く


小雲取越はちょっとしたハイキングコースという感じで、
ほとんど体力の消耗もなく11時前にはあっさりと歩き終えてしまった。


小雲取越と大雲取越の中継地点となっている小口の集落は、
山があって緑があって河原があって畑も田んぼもあって、
夏休みという言葉が似合いそうなこれぞ日本の田舎という感じで
とても素敵なところだった。

小口には一時間もいなかったが、とても印象に残っている。
機会があれば今度はキャンプでもしてゆっくりしてみたいと思った。

小口集落1

小口集落2

小口集落3
小口集落(3枚)


ほとんど休憩もせず、大雲取越スタート。

大雲取はさらに古道っぽい雰囲気で、苔むした石段、石畳の道を歩いていく。
これぞまさしくイメージどおりの熊野古道だ。

はじめから上り坂が続き、結構しんどかった。

古道っぽい雰囲気の石畳
古道っぽい雰囲気の石畳

上りの石段が続く
上りの石段が続く


夕方までに那智大社手前の那智高原休憩所まで行けるかどうか心配していたが、
その心配は歩き始めてすぐになくなった。

昼前くらいの同じ時間にスタートしたおばちゃん二人も
今日中に勝浦まで行くという話を聞いて、
私はそれよりも手前が目的地だったので行けないはずはないと確信し、一安心した。


さすが大雲取越は午前中の小雲取越とは違いそれなりにハードな道のりだった。

中でもほんとにしんどかったのが「胴切坂」。
中辺路の中でも最大の難所といわれているそうだ。

このどこまでも続く終わりの見えない急な上り坂には泣かされたが、
それだけ精神的にとても鍛えられた。

あせらずゆっくりと着実に落ち着いて一歩一歩進んで行けば、
たとえどんなにしんどい道であろうといつかは終わりが来るということ。

そんなあたりまえだけど忘れがちなことを気づかせてくれた。

胴切坂を上りきると急に空気が変わった気がした。
なんというかどこか神聖な雰囲気でよくわからないけど聖域に入ったような感じだった。

越前峠近くの大木
越前峠近くの大木


中辺路最高所の越前峠を越えてしばらく下っていくと、
木がなくなり少し開けた場所に出た。

そこには魚も泳いでいるきれいで透きとおった小川が流れていて、
私はその美しさに魅了され、石段を下りたところでちょっと休憩。

まず靴脱いで足を洗い、いつものように手ぬぐいを濡らして全身を拭いた。

かなり気持ちよかった~。

こんなところに小屋でも建てて暮らしたいと思うほど、
私はその場所が気に入ってしまった。

せめてテントを張ってのんびりと1泊したかったが、
今日のうちにもっと先まで進んで置きたかったのでそれはまたの機会に。

越前峠下
休憩した小川

旧跡
旧跡

色川辻の手前あたりではいつかの台風による被害で道が通行止めになっていたが、
道に渡してあった通行止めの張り紙がたれ下がっているひもが切られて突破した形跡があったので、
私も張り紙を見なかったことにして通行止めの道を行ってみた。

結局数本の木が倒れて道をふさいでいただけで、確かに通りづらかったが、
それをくぐったりよじ登ったりすれば前に進むことができた。

ここほどひどくはないにしても
大峯奥駈道では倒木が道をふさいでいる場所はいくつもあったが、
通行止めのところは一つもなかった。

それを考えると修験道の道と参詣道の安全面の認識の差が
ここに出ているのかもしれないと思った。

道をふさぐ倒木
道をふさぐ倒木=数十メートルにわたりこんな状態が続いていた


色川辻で少し休憩したあと、上り坂を進んで舟見茶屋跡へ。

無縁地蔵
無縁地蔵

舟見茶屋跡は特にそこで休憩でもしなければ通り過ぎてしまうような場所にあるが、
道から少しそれて舟見茶屋跡がある高台を上がってみると、
そこからの景色は予想していた以上にすばらしいものだった。

今日の目的の那智高原と思われる場所や、
舟見茶屋の名前どおり実際に那智勝浦の海に浮かぶ船まで見ることができた。

舟見茶屋跡からの眺望
舟見茶屋跡からの眺望


ところどころでそれなりにのんびり休憩して歩いてきたけど、
夕方6時前には無事に今日の目的地である那智高原休憩所に到着した。

今回の旅のテント場としてはもっとも良い場所だった。

夕陽を見ながらのんびり夕食。

那須高原のテント場
那須高原のテント場

那須高原から見る夕陽
那須高原から見る夕陽


ここから那智大社まではたったの30分。
これで計画通り明日の早朝に那智大社と那智大滝をお参り出来る!


>>熊野古道 大峯奥駈道~中辺路歩き旅日記 10日目

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テーマ : 世界遺産・遺跡・名所
ジャンル : 旅行

tag : 世界遺産 熊野古道 中辺路 小雲取越 大雲取越 神社

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